人が集まってくる考え方、人を叱らない育て方

最近、大河ドラマの影響で吉田松陰の言葉を取り上げています

私なりの解釈を書いていますが

現代に通じる名言も多いので参考までにどうぞ

今回の吉田松陰の言葉は・・・

自分の価値観で人を責めない

一つの失敗で全て否定しない

長所を見て短所を見ない

心を見て結果を見ない

そうすれば人は必ず集まってくる

昔の職場で管理職にだったとき、管理職の研修で聞いたような内容です

管理職というのは部下を評価しなければいけません

しかし、評価するときになると知らぬ間に、部下の短所や失敗を思い出してしまうものです

私にとって重要だったのは、一番最初に書いてある「自分の価値観で人を責めいない」という部分

当時、私に課せられた仕事は「事務改善と効率化」でした

今までとは全く違う手法を取り入れて仕事を組み立てていかなくてはなりませんでした

そこには、私なりの価値観が存在します

部下には私の価値観を押し付けるような形にはなっていたと思います

ただ、私の考えと違うからという理由だけで、部下の考え方を否定しないように気を付けていました

なにしろ「改善」をおこなっているので、新しい考え方は大歓迎なわけです

自分の考え方や価値観と違うという理由だけで否定していたら勿体ないですよね

もうひとつ気を付けていたことは、失敗やミスに対する考え方でした

昔ならミスした部下を叱責していたかもしれないのですが、自分自身もミスを犯すことはあるわけで、そんな経験を繰り返していくうちに、ミスに対する考え方が変わってきたのです

ミスや失敗は、大きく二つに分けることができます

うっかりミスと起こるべくして起きたミスのふたつ

うっかりミスは誰がどんなに注意していても起こるミスで、予防することは不可能なものです

この種のミスはチェックで発見し訂正していくしかありません

つまり、この種のミスを発見した人は、いちいちミスした人を怒ってる場合ではないということです

一方、起こるべくして起きたミスというのは、ミスの発生原因があるもの

つまり、その原因を究明し対策を講じれば「予防」できるものなのです

実は、この種のミスをいかに防ぐのか?ということが効率化への近道だったりします

例えば、パソコンで文書を作成するときに、ワードを使うかエクセルを使うかという問題

ワードには文章の推敲機能が付いているので、誤字や変な言い回しをソフトがチェックしてくれます

しかし、表計算などの自動計算機能はないので計算誤りが発生するリスクは高くなります

エクセルの場合は、ワードとは真逆のメリットとリスクがあります

文章の多いものならワードを使うべきで、数値を多く扱う文書ならエクセルを使うようにすれば、ある程度のミスは予防できますよね

どちらのソフトを使うかは、作成する文書の内容にもよるのですが、私はエクセルを多く使います

それは、文章は読み返すことで推敲ができますが、数字は一目で誤りを発見するこが難しいからです

さらに、文章は「明らかな間違い」というより「変な言い回し」というミスが多いのに対して

数値の間違いは「完全に間違っている」ということなってしまうからです

ちょっと脱線しましたので、話をもとにもどしましょう

部下の仕事のミスやうまくいかなかった結果に一喜一憂しなかったことで、チーム内の信頼関係が深まることになったように思います

自分の考えを押し付けない、仕事の結果だけでその人を評価しない、その人の心を見るということが人を評価するときには大切なことだと思うのです

だから、私は「時間が無い」とか「面倒くさい」という言葉を否定的に使う人が苦手です

「なぜキチンとチェックしないの?」

「時間もないし、面倒くさいから」

こんな「心」の人とは関わり合いたくないと思うのです

うまくできない人、ミスの多い人、いろんな人がいると思いますが、その人の「心」を見るという感覚が社員を育て、良いチームを作るコツではないかと思うのです

最後にもうひとつ、松陰の言葉を

人を信じ過ぎる欠点があったとしても
絶対に人を疑い過ぎる欠点はないようにしたいと思う

 

 

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