起業した後はライバルなんて無視すればいいのです

こんにちは、税理士の天河(あまかわ)です

事業を行っていると同業者組合や様々な会合などで、同じ境遇の経営者に出会うことも少なくありません

そういうときに、どうしても気になってしまうのが相手の業況です

特に開業したばかりのころは、同じ時期に起業した人の状況は気になるところです

新規に起業したばかりというのは、なかなか結果も出ないので不安になりがちですからね

でも、本当はそんなこと気にする必要はないのです

 

サラリーマンなら同期との出世争いなどを気にするのでしょうが、独立して起業したのであれば同業者の業況なんかを気にする必要はないのです

もしも周りを気にするのであれば独立起業する前に気になっていたはずですよね

どの業界にも大手やトップの企業が存在するものです

そんな企業を気にして「この業界は○○という会社のシェアが大きいからダメかな?」とか言ってたら一生起業なんてできません

大切なのは自分の事業に目を向けることです

周りの同業者が衰退して自分の会社だけが生き残ればいい、なんて考えてる経営者は大成しないのです

ライバル会社の業績が芳しくないという噂を聞いたりして、ついつい「よっしゃ!」なんてガッツポーズとってる場合ではないのです

そうやって、他人やライバルが弱っていくことを望んだり、同業者の中で弱小企業を見て安心したりするのは、自分自身が弱いから

こういう人って、だいたい愚痴っぽいんですよね

自分より優れた人を認めたくなくて、そして自分を認めて欲しくて、人の悪口や愚痴ばかりという人

そういう人は他人から信用されなくなり、人が離れて行きます

大事なのは自分が強くあることです

ライバルが凄い勢いでビジネスを拡大していようが、自分に強さや勢いがあれば恐れることはないのです

自分のビジネスに自信と勢いと強さを持たせること、つまりは自分自身が強くあることが重要なのです

人は物事を測るときに、往々にして「相対的な評価」をしてしまいます

サラリーマンの世界では、相対的な評価方法でも良いのですが、独立した事業主や経営者は「絶対的な評価」をすることのほうが強みになります

例えば、わが社の売上がやっと5千万円になったときに、ライバル会社の売上が1億円に到達したとしましょう

相対的評価であれば、わが社はライバル会社に負けたことになってしまいます

しかし、わが社は「5年で10億円の売上達成」という計画に沿って順調に事業規模を拡大しているのであれば、ライバル会社に負けているわけではありません

企業の業績というのは、他社と比較して評価するのではなく、自社の計画に照らして評価するものなのです

人間ですから、ついつい他社のことが気になるのは仕方がないことではあります

気にしてもいいのですが、そのことに気を取られたり、負けているのでは?という疑心暗鬼になってはいけないのです

自社の中長期的な事業計画に対しての進捗状況を見て、遅れていればテコ入れをするなどの改善をすることが重要なのです

他社の業況を気にするあまり、急な計画変更や、焦った事業展開をすることは「弱者の愚行」といってもいいでしょう

「自分より下を探しても~自分が上がるわけじゃない!」(三木道山:BIG UP!より)とうことです

吉田松陰も次のような言葉を残しています

敵が弱いように

敵が衰えるように

と思うのは

皆、愚痴もはなはだしい

自分に勢いがあれば

どうして敵の勢いを恐れようか

自分が強ければ

どうして敵の強さを恐れようか

 

独立・起業した以上、自分自身が自分自身と戦うことになります

自分の決めた目標や計画を実現する力こそ、経営者に求められる能力ではないでしょうか

と、自分自身にも言い聞かせながら、これからも頑張っていかないと・・・

 

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